児童手当、実は知らないことだらけ??
子育て家庭にとって頼りになる制度「児童手当」。 でも実は、金額や支給タイミング、所得制限や申請タイミングについて“よく知らない”という声も多数あります。
この記事では、2025年時点での制度内容をもとに、パパママが今押さえておくべき児童手当の基本から最新トピックまで、わかりやすくまとめました。
児童手当とは?|ざっくり言うとこんな制度!
- 目的: 子育て家庭の経済的負担を減らすための国の支援制度
- 対象: 高校生年代まで(18歳年度末まで)の子ども
- 支給: 所得制限撤廃/第3子以降は増額(月30,000円)
- 支給方法: 年6回(偶数月に2ヶ月分ずつ支給)
支給金額はいくら?(2025年時点)
年齢 | 支給額 | 備考 |
---|---|---|
0〜3歳未満 | 月15,000円 | 全世帯対象(所得制限なし) |
3歳〜小学校修了前 | 第1子・第2子:月10,000円第3子以降:月30,000円 | 2024年10月から第3子以降増額 |
中学生 | 月10,000円 | 全世帯対象 |
高校生年代(16〜18歳) | 支給検討中(将来的に対象拡大の可能性あり) | 制度設計中(※2026年以降) |
支給日はいつ?タイミングと注意点
児童手当は毎月ではなく、現在は以下のタイミングで支給されます(2024年10月から変更)。
- 偶数月(2・4・6・8・10・12月)に2ヶ月分ずつ支給
💡 例:4月に2月・3月分をまとめて支給
所得制限は撤廃されました!
2024年10月より、従来の「所得制限」や「所得上限」は撤廃され、すべての世帯が支給対象になりました。
これにより、高所得世帯も児童手当を受給できるようになっています。
申請の流れと必要書類
▶️ 初回申請時(出生や転入時)
- 児童手当認定請求書
- 健康保険証(被保険者)
- 本人確認書類(マイナンバーカード等)
📝 多くの場合は「出生届と同時」に役所窓口で申請できます。
▶️ 毎年6月:現況届の提出
- 原則として毎年必要(自治体により省略化進行中)
【重要】2024年10月からの変更点まとめ
- ✅ 所得制限が撤廃され、すべての世帯が対象に
- ✅ 第3子以降は月30,000円に増額(3歳〜小学校修了前)
- ✅ 支給回数が年6回に変更(偶数月に2ヶ月分)
- ✅ 高校生年代への拡充が将来的に検討中
よくある質問(Q&A)
Q. 子どもが転出・転入したら手当はどうなる?
A. 転入先自治体での再申請が必要です。空白期間に注意。
Q. 離婚後、児童手当の受取人は?
A. 子どもを養育している方(親権者ではなく、実際に育てている方)になります。
Q. 第3子ってどう数える?
A. 高校生や大学生などの扶養されている子も含めてカウントします。
まとめ:早めの申請・確認が家計を助ける!
児童手当は「知っているかどうか」で大きな差が出る制度です。
出産直後や引っ越し時などのバタバタしている時期こそ、早めに手続きを済ませておくことで、4ヶ月後の家計にゆとりが生まれます。
特に2024年10月以降は「所得上限」で対象外になる家庭も増えるため、今のうちに自分の世帯が該当するかチェックしておきましょう。
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