育休明けも「もらえる」制度がある?
「時短勤務で復帰=収入減」と思っていませんか? 2025年からスタートした「育児時短就業給付金」は、時短勤務で復職したパパママを支援する新制度です。
育児と仕事の両立が求められるいま、制度を知っておくことで“損しない復帰”が可能に。 この記事では、条件・金額・申請方法をやさしく解説します。
📎 関連:0〜6歳でもらえるお金まとめはこちら
制度の基本|育児時短就業給付金とは?
- 対象: 雇用保険に加入する労働者(会社員・パート等)
- 支給目的: 育児のために時短勤務で復職した際の賃金低下を補う
- 支給期間: 子が2歳になるまで(最大1年間)
- 支給元: 雇用保険(ハローワーク)
支給要件|こんな人が対象!
- 育児休業給付金を受けた後、原職等に時短勤務で復職している
- 雇用保険に引き続き加入している
- 就業時間が通常より短い(概ね週30時間未満)
💡 フルタイムに戻らず「時短」で復職した場合が対象です!
支給額|いくらもらえる?
支給期間 | 給付割合 | 備考 |
---|---|---|
最大12か月(2歳まで) | 賃金の10%(非課税) | 時短勤務でも給付対象! |
※支給額は実際の勤務状況や賃金により異なります。
申請方法|いつ・どうやって申請する?
- 勤務先から「時短勤務証明書」を発行してもらう
- 自治体またはハローワークに申請書を提出
- 給付は数ヶ月ごとにまとめて振込(要継続的な申請)
注意点とよくある誤解
- 育児休業給付金とは別制度です(復帰後の支援)
- 時短勤務であることを証明する書類が必要
- すべての企業が時短勤務制度を導入しているわけではないため、就業規則も確認を!
よくある質問(Q&A)
Q. パートタイムでも対象になる?
A. 雇用保険に加入し、時短で復職していれば対象になります。
Q. いつまで給付されるの?
A. 子どもが2歳になるまで、最大で1年間の支給があります。
Q. 出産手当金・育児休業給付金との違いは?
A. 出産手当金:産前産後の休業支援/育児休業給付金:育休中の支援/本給付金:復職後の時短支援という位置づけです。
※本記事の内容は2025年5月時点の情報に基づいて作成しています。制度の内容や条件は変更される可能性があります。最新情報は厚生労働省やハローワークの公式サイトでご確認ください。
まとめ:時短でも、安心して復職しよう!
「時短で収入が下がるから…」と復職に悩むママ・パパにとって、この制度は心強いサポート。
制度を活用して、育児と仕事を無理なく両立する一歩を踏み出しましょう。